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7.
多摩織 |
八王子織物協同組合 0426−24−8800
192−0033 八王子八幡町11−2
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かいこ(蚕)飼ふ 桑の都の 青嵐 市のかりやに さわぐ諸びと
これは、天正年間(1573-92年)における八王子城下の
市場の賑わいを歌ったものです。
桑の都と呼ばれた八王子は、
古くから養蚕と織物業が盛んで、この地では様々な織物が織られ続けてきました。
今日、多摩織とは、御召織(おめしおり)、風通織(ふうつうおり)、
紬織(つむぎおり)、もじり織、変り綴の五つの織物の総称ですが、
これらは 八王子織物の長い歴史の集大成であるといえます。
京都の加茂川、桐生、足利の渡良瀬川に例をとるまでもなく、
清流のほとりには優れた機織りの産地が発展しています。
多摩織のふるさと、八王子も例外ではなく、
武州・相州・甲州の国境に源を発する秋川 浅川の流れに囲まれ
この流れとともに織物の歴史を刻んできました。
かつて八王子の市は、毎月4の日と8の日に開かれました。
八王子の横山や八日市で開かれた市場が八王子織物を主要商品として
この地域における商業圏に重要な役割を果たすようになるのは
徳川家の関東移封後と考えられます。
八王子は武州と甲州の境に位置するために
軍事上の枢要な地として関東総代官所及び千人同心が置かれ
江戸西域の防衛にあたりました。
このことが八王子の地位を高めることになりました。
多摩織の生産工程の特色は、分業にあります。
織物業、意匠紋紙業、糸染業、糊付業、整経業、絣加工業、
捺染加工業、撚糸業、機拵業、整理加工業といった工程ごとに分化し
専門化した職人が多摩織独特の渋い味わいを作り出しています。
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8.
東京くみひも |
東京帯じめ工業協同組合 03−3397−5426
167−0022 杉並区下井草1−21−10 (株)福島商店内
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くみひもの歴史は古く、その用途も多く
現代帯締めや羽織ひもなど私たちの日常生活には
欠かせないものとして広く使われています。
こうしたくみひもの技術・技法は、
古くは中国や朝鮮を経て伝えられ
時代とともにいろいろなものに使われるようになりました。
仏教の伝来に伴うお経の巻き物や袈裟、貴族の礼服の添帯
さらに武士の台頭による兜や鎧のおどし糸や刀の柄巻など
多方面に活用されてきました。
また 小袖が流行してくると帯や腰ひもに
さらに帯じめなどへと普及していきました。
くみひもの技術は 当時は武士の生業として行われていたといいます。
日本は 世界でも珍しいくらい「ひも」の発達した国だといわれ
結ぶは単に物をしばったり 継いだりするだけでなく
結び方、結ぶ紐の色 結びの配置などにより
吉凶 性別 身分などを表現するものです。
又それは高麗打 朝鮮組などという名称からも
その源泉は大陸 朝鮮半島からの渡来をうかがい知ることができます。
くみひもを組み上げるための組み台には
角台(かくだい) 丸台 綾竹台(あやたけだい) 重打台(じゅうちだい)
高台(たかだい) 内記台(ないき)および篭打台(かごうち)の
7種類に分類することができます。
糸と糸とが交差する組み目とワビ・サビといわれる渋好み色使いが
東京を代表する「くみひも」の一つとなっています
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川勝さん 桐たんす組合のお隣です。 オーダーも聞いてくれるものと思います。
川勝さん 〒330−0803 埼玉県大宮市高鼻町2−235−1
電0486−41−1671
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中川さん
川勝さんは 売り場の写真で 中川さんは お酒飲んでるところで
申しわけありません。
後継者展は 組合として 中川さんと川勝さんと交代で
出展とのことでした。
中川組紐工芸 339-0057
埼玉県岩槻市本町3-5-26 048-756-0313
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